９月３日～１０日、リトアニア共和国へ行ってきました。
何しに？
えっ、って思われると思いますが
弊社所属の塗装ボランティア団体
『塗魂ペインターズ』による杉原千畝記念館のボランティア塗装です。
日本より８０００㎞離れたヨーロッパはリトアニア共和国。
１５時間以上の長旅です。
歴史的建造物の杉原千畝記念館。
数百人の命を助けた杉原千畝大先輩。
日本人の誇りです！！
リトアニア大使館様、杉原千畝財団様、リトアニア共和国カウナス市・・
多くの助けを頂き実現できました！
福岡から先ずはフィンランドへ！１１時間のフライトです。
乗り継ぎの為、フィンランドからリトアニアへ
大の苦手の飛行機ですが、何とプロペラ機でした・・・
１時間半のフライトでした。
到着～と思いきやバスで宿泊ホテルへ。何と３時間です。
夜中の１１時位に到着し、みんなで食事をして１日が終わりました。
翌日より、作業開始です！
歴史的建造物という事で、一般塗料は使えません。
塗料はドイツ製。
勿論我々は使ったことはありません。
しかも、刷毛塗りしか出来ないという・・・
塗装面積500㎡！
これを全て刷毛塗りです！
特殊な塗料で、ドイツのマイスターと呼ばれる
選ばれた職人さんしか扱えない塗料らしいです。
今回のプロジェクトは我々は塗装のみでしたが
他にも屋根の伏せ替えなど、地元の設計士が主導されていたみたいです。
その設計士は、最後まで
『本当に日本人に塗れるのか？』
と言われ続けてきました！！！
全て刷毛塗りです。最初は戸惑い等もありましたが
しかし、日本全国屈指の塗装屋さんの腕に掛かれば慣れたものです。
地元の学生もバランティアで参加してくれました。
天候が今一でしたが、何とか完工出来ました。
地元の設計士の完了検査がありましたが・・・
その完工検査で頂いた言葉が
『グレイト！！』
最初は我々日本人を見下していたように感じていましたが
そんな事も忘れ、グレイトという言葉を聞いて
みんな、涙しました！！
我々は、真剣に塗装が好きで真面目に取り組んでいます。
世界一の技術を持っているといっても過言ではありません。
私たちの理念と同じように、杉原千畝さんも
『人として、人の為に生きる』
人生を全うされました。
今回のプロジェクトは、もちろん実費です。
旅費等は全て、各自負担です。
みんな、８日間も会社を空けお金を使い
しかも海外までボランティアに行きました。
正直、私も会社を空ける事が不安でした。
しかし、得たものは大きかったです。
一生の思い出になりました。
留守中はスタッフ共ちょくちょく連絡を取り合いましたが
１件のクレームもなく、現場等は進んでいた模様です。
会社のスタッフにとても感謝しています。
これからも、このような活動に力を入れていきたいですね！
